未来を耕す、農とお金のはなし

― 小さな畑と、家族と、未来のための経済の知恵 ―

なぜ多くの人は将来資金の計算をしないのか

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~数字が苦手だからではなく、現実が見えるのが怖いから~

 

 

はじめに

 

「どう見積もっても足りなくなる」

そう感じたことはありませんか?

私は35歳、妻36歳。子どもがもうすぐ3人になります。

車や教育費、老後資金…未来の支出を一度計算してみたら、正直ゾッとしました。

 

でも、驚いたのはそこではありません。

同年代のほとんどが、この計算をしていないという事実です。

 

 

なぜ計算しないのか

 

理由は単純です。

難しい計算だからではありません。

むしろ数字自体はシンプルで、電卓と紙があればできます。

それでも多くの人が避けるのは、この3つの心理が働くからです。

 

1. 数字への苦手意識

 

学校でお金の計算を習う機会はほとんどなく、

「お金=難しいもの」という思い込みが根付いてしまっています。

 

2. 先送り思考

 

「今はなんとかなっているから大丈夫」

そう思ってしまうと、将来の教育費や老後資金のピークは遠い未来の話に感じます。

 

3. 現実と向き合う怖さ

 

計算してしまうと、「このままだと足りない」という現実が目の前に現れます。

そうなると、生活や価値観の見直しが必要になります。

その痛みを避けるため、あえて見ない選択をしてしまうのです。

 

 

実際のデータ

 

金融広報中央委員会の調査によれば、

30代の金融資産中央値はわずか300万円台

さらに、将来資金を具体的に試算している家庭は約2割しかありません。

つまり、8割の家庭は「なんとかなるだろう」で進んでいるのが現状です。

 

 

計算することの価値

 

私は車や教育費、相続、投資を含めてシミュレーションを行っています。

この習慣を持つだけで、資金ショートのリスクは大幅に減らせます。

 

計算の目的は「不安になること」ではなく、

**「行動を早く起こすための地図を作ること」**です。

現状が厳しければ、積立額を増やす・支出を見直す・副収入を作るなど、具体的な対策が見えてきます。

 

 

まとめ

• 将来資金の計算をしない理由は「難しいから」ではなく「現実が見えるのが怖いから」

• 計算することで、不安は「課題」に変わる

• 上位20%の「計画派」に入るだけで、将来の安心度は段違い

 

 

今日からできる一歩

紙に「10年後までに必要なお金」と「今の貯蓄・積立ペース」を書き出してみてください。

その差額が、これからの行動計画の出発点になります。