
「最近スーパーの野菜が高い!」
そう感じたことはありませんか?
実はこの“値上がり”、単なる天候不順だけが原因ではありません。農家として現場にいるからこそ見える、野菜の価格の裏側をお伝えします。
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1. 天候不順による収量減
野菜は自然に大きく左右されます。
• 長雨 → 根腐れで収量減
• 猛暑 → 成長不良や病害虫の発生増加
• 台風 → ハウスや畑が直接被害
天候に左右される以上、供給量が減れば価格は一気に跳ね上がります。
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2. 肥料・燃料代の高騰
ここ数年、肥料・農薬・軽油などの コストが2倍近く に上がっています。
農家が利益を確保しようとすると、出荷価格も当然引き上げざるを得ません。
つまり、スーパーに並ぶ前の段階ですでに“高くなる要素”が積み重なっているのです。
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3. 人手不足によるコスト増
農業は人手不足が深刻です。
• 収穫作業をお願いできるパートさんの賃金が上昇
• 人が集まらず収穫しきれない → 廃棄 → 出荷量減
結果として「残った分の単価が上がる」という現象が起きます。
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4. 流通コストの上昇
野菜が畑からスーパーに届くまでには、
農協・市場・運送・小売など多くの段階があります。
燃料代や物流費が上がれば、その分が最終価格に反映されます。
農家は「畑の値段」で売っていても、消費者に届くころにはさらに値上がりしているのです。
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まとめ:安定して野菜を買うためには?
野菜の価格変動には、農家だけではなく社会全体の要因が絡んでいます。
とはいえ、家計に直結する「食費」を少しでも抑える方法はあります。
• 旬の野菜を選ぶ(流通量が多く安い)
• 直売所や道の駅で購入する(中間コストが少ない)
• 家庭菜園で少しでも自給する
農家としては「旬の野菜をおいしく食べてもらう」のが一番の願いです。
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