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農業における厄介な虫と助けになる虫|害虫・益虫トップ3を徹底解説!

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🐛厄介な虫トップ3

1. アブラムシ

野菜・果樹・花など、ほとんどの作物に発生する代表的害虫。
植物の汁を吸って弱らせ、ウイルス病を媒介することもあります。繁殖力が非常に強く、温暖期には爆発的に増殖します。

2. コナガ

アブラナ科(キャベツ・ブロッコリー・ダイコンなど)の大敵。
葉を食害し、成長を止めてしまうため、無農薬栽培では特に厄介。
防虫ネットやBT剤(微生物農薬)などで防除します。

3. オオタバコガ

トマト・ピーマン・ナスなどを食い荒らす夜行性の害虫。
果実の中に入り込んで食害するため、見つけにくく被害が大きいのが特徴です。
光に集まる性質を利用し、誘蛾灯やフェロモントラップで管理します。


🦋益虫トップ3

1. テントウムシ

アブラムシを食べてくれる代表的な益虫。
1匹の成虫が一生で数百匹のアブラムシを捕食するといわれています。
自然農法では“守り神”のような存在です。

2. クモ(ハエトリグモ・ジョロウグモなど)

畑の中で害虫を捕食してくれるハンター。
特にハエトリグモは網を張らずに動き回って害虫を捕まえるため、野菜の葉上でも活動します。

3. ミツバチ

受粉を助ける重要な存在。
ミツバチがいなければ、果樹や野菜の実がつかない場合もあります。
農薬の使用に注意し、巣箱や花を守る環境づくりが大切です。


🌾まとめ

害虫と益虫は、畑の中で常にバランスを取り合っています。
「全ての虫を排除する」のではなく、「益虫が活躍できる環境をつくる」ことが、持続的な農業への第一歩です。

 

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